百のうち43首は恋を詠んだ歌で一番多いのです。そのうち4種はお坊さんが詠んでます。その時によって気になる歌が違いまして今は…
ながくもながと思ひけるかな
藤原義孝 21歳で夭折
あなたの為なら惜しくはないと思っていた命があなたと逢うことができた今では
末永く生きて逢い続けたいと思うようになった。昔は物を思はざりけり
権中納言敦忠
あなたと契りを結んでからのこの恋しく切ない心にくらべると、あなたに逢えず
にいた頃の私の思いなんて底の浅いものだ。
いかがですか?子供の頃は覚えなきゃいけなくて覚えたものでしたが、胸が張り裂けそうな想い、胸がキュンとなるような想いの歌だったのですね。いずれも後朝の歌ですが特に「君がため…」なんて真っ向勝負でこられたら愛しくてしょうがない…後朝の歌なら返歌は?深く知りたくなります。敦忠さんの愛する人は右近さんらしいのですが、百人一首の中での人物交流もおもしろそうですし。
秋の夜長にぴったり。
